Torai house S
ご要望・背景
障害のあるご家族を介護しやすい住まいにしたいという想いから始まった家づくり。車いすでの移動や介護動線に配慮しながら、親戚が集まる機会にも対応できる、ゆとりある平屋住宅が求められていました。広い敷地を活かし、介護車両が停めやすいガレージや、雨天時でも安心して移動できる環境づくりも大切なテーマとなっています。
空間・デザインのポイント
周囲の田園風景に自然と溶け込むよう、木質感のある素材とシンプルな形状・色彩で外観を構成。室内は建具や開口部、天井高を細やかに調整することで、落ち着きと開放感のバランスを取ったメリハリのある空間に仕上げました。車いすでの生活を想定し、ゆとりのある通路幅や耐久性の高い素材を採用。さらに、将来的なライフスタイルの変化にも対応できるよう、後から床を張ることでロフトとして活用できる可変性のある間取りとしています。
完成後の暮らし・使い方
こだわった動線計画や設備配置のおかげで、日々の介護がしやすく、安心して暮らせているとのこと。車いすで廊下の壁に触れることがあっても、耐久性の高い素材を採用したことで気兼ねなく使えているそうです。また、広いデッキに面した大開口は、親戚が集まる際にも開放感があり、中間期には窓を開け放つことで風通しの良い心地よい空間として活躍しています。